自宅用にCeleronG1840でサブパソコンを自作してみました。

使用用途

  • webブラウジングがメイン
  • コーディングやプログラミングができればOK
  • ゲームはしない

流用パーツ

  • 【ディスプレイ】acer 17インチ
  • 【キーボード】PS/2のIBM
  • 【マウス】有線Elecom EX-G1UB

購入パーツ

予算目標はwindowsOS込みで5万前後、将来的に都度パーツ交換や容量増設は行う予定。

【CPU】Celeron G1840

cpu_celerong1840

今回の用途ならもっともコストパフォーマンスが高くてamazonの評価も良い、スペック的にもサブパソコンとして十分なCeleron G1840を選定。

  • 動作周波数:2.80GHz
  • コア数:2 cores/2 Threads
  • キャッシュ:2M
  • ソケット形状:LGA1150
  • キャッシュ:2M

【メモリ】CFD Elixirデスクトップ用 DDR3 PC3-12800 CL9 4GB x 2枚

memory_cfdddr3 pc3-12800_4gbx2

ヒートシンク付きでデュアルチャンネル4GB×2で使用。
adobe製品を使用して制作系をするのであれば16GBは欲しいところですが、ブラウジング、コーディングぐらいなら十分かと。
今後使っていく中でメモリが足りないようであれば8GB →16GBに増設する予定なので、当分はこれで様子見てみます。

【マザーボード】GIGABYTE Micro ATX GA-B85M-DS3H

mother_ga-b85m-ds3h

Haswell Refreshに対応、メモリスロット4つ、そして出力端子がHDMI、DVI-D、RGBの3つも対応しているのがポイント。 ちなみに今回届いたマザボのバージョンはREV:3.0。

mother_ga-b85m-ds3h_rev3
  • メモリ仕様:DDR3 1600/1333 2Ch,4DIMM
  • GPU機能:based on CPU グラフィック出力 : HDMI, DVI-D, RGB
  • PCI-Ex16 ×1(x16*1)、PCI-Ex1 ×2
  • SATA3:4 / SATA2:2
  • USB2.0:8 / USB3.0:4 / LAN:GbE x1

【SSD】Transcend 128GB

ssd_transcend128gb

起動速度重視でSSDを選定。データ保存用HDDは後日購入予定なので容量は少なく128GB。
「2.5インチ ⇒ 3.5インチ変換用ブラケット」もセットで付いてますが、今回はケース2.5インチベイに直接取り付けるので未使用。

【電源】ANTEC 80PLUS BRONZE 550W

antec_80plusbronze_550w

この構成なら300w電源で十分足りるのですが今後HDDを複数台取り付ける可能性もあったので、余裕をもたせて550wを選定。 コネクタ数がSATA電源コネクタ×6、ペリフェラル電源コネクタ×5と多くて何かあった時に対応できるのも◎!

【ケース】Sharkoonミドルタワーケース SHA-VS4-WBK

case_sharkoon_sha-vs4-wbk

ミドルタワーケースにしては値段が¥5,832と他のケース比べて魅力的な安さ。
値段相応といってはあれですが細かいところの作りが粗いかなと感じることもありますが、それ以外の製品構成に関しては問題ありません。フロントにUSB3.0×2があるのも嬉しい。

【光学ドライブ】LITEON IHAS324-17

liteon_ihas324-17

windowsOSをインストール用に購入。残念ながらそれ以外に使う予定は無いかなと思っていますが、1台ぐらい持っていても困らないし、折角の自作のなので最低限は揃えようと思い購入しました。
外付けDVDドライブをお持ちの方やOSをUSBからインストールする方は必要ないかと。

構成一覧

【CPU】 Intel CPU Celeron G1840 2.80GHz 2Mキャッシュ LGA1150 BX80646G1840 【BOX】インテル ¥5,378
【メモリ】 シー・エフ・デー販売 Elixir デスクトップ用メモリ DDR3 W3U1600HQ-4G DDR3 PC3-12800 CL9 4GB x 2枚セット ヒートシンク付 ¥5,671
【マザーボード】 GIGABYTE マザーボード Intel B85 LGA1150 Micro ATX GA-B85M-DS3H ¥6,180
【SSD】 Transcend SSD 128GB 2.5インチ SATA3 6Gb/s MLC採用 3年保証 TS128GSSD370S ¥6,083
【電源】 ANTEC アンテック 80PLUS BRONZE認証電源 ANTEC アンテック NeoECO Classicシリーズ 550Wモデル NE550C ¥6,458
【ケース】 Sharkoon ATX/MicroATX対応ミドルタワーPCケース VS4-Wシリーズ ブラックカラー/アクリルウィンドウサイドパネル仕様 SHA-VS4-WBK ¥5,832
【光学ドライブ】 LITEON ライトオン 世界最速クラスの24倍速(DVD±R)書き込みに対応した内蔵型DVDドライブ LITEON IHAS324-17 IHAS324-17 ¥2,380
【OS】 windows 10 home 64bit dsp版 ¥18,338

【合計金額】¥56,320
必要最低限の構成ではありますが、これでwindows10 OSのサブパソコンを自作で1台作れるなら個人的には大満足。
もしもっと削減するならメモリを4GB(2GB×2枚)や300w辺りの電源付きケースにすれば¥50,000切れるのではないでしょうか。

組み立てていきます

000attachment_sharkoon

箱からSharkoonのPCケースを取り出して状態や付属品などチェック。
ちなみに付属ケースファンが前後に1個ずつ付いているんですが、購入したお店の定員さん曰く「これは別のファンを交換することをオススメしますー、付いている分ラッキーかなー程度で!」とアドバイスされまして、恐らく風量が弱くエアフローが確保できないか、ファン音がうるさいかだと思いますがどちらにしろ個人的に後々好きなものに交換してみようと思います。
001attachment_ga-b85m-ds3h

マザーボードGA-B85M-DS3Hも取り出して、早速CPUを付ける準備へ。

002attachment_ga-b85m-ds3h

CPUソケットの横にあるレバーを押し下げてロックを外す。

003attachment_celerong1840

取り付ける向きに注意を払ってCeleronG1840を装着!

あとはレバーを元の位置に戻すという簡単な作業ではあるのですが、レバーを押し下げて留め具の下に入れるのが想像以上に固いんですよね。想像以上にマザーボードはしなるし、CPUからはミシミシとした音がなるので心臓に悪いですねぇ。 004attachment_celerong1840

CeleronG1840取り付け完了!

005attachment_retailcooler

続いてCPU付属のリテールクーラー。
すでに接触する部分には綺麗な付属グリスはついてるで手に触れないように注意しながら、マザーボードにある取り付け穴の位置に合わせて各ピンを押し込む。

006attachment_mother_cpu

CPUファンの電源ケーブルをマザーボード「CPU FAN」端子に接続。

007attachment_memory デュアルチャンネルになる様に、3番と4番スロットに4GB×2メモリをセット。 008attachment_mother_cpu_mem

ここまで一通りのパーツをマザーボードに取り付けたので、ケースへと移っていきます。

009attachment_iopanel

マザーボード付属のバックパネル。

010attachment_sharkoon_dvdfrive

光学ドライブとケースの色が近くて不自然が無い感じ。

017attachment_ssd_transcend128gb

SSDをケースの2.5インチベイに直接ネジで固定。

011attachment_sharkoon_ga-b85m-ds3h

ここまででこんな感じに。

012attachment_antec_80plusbronze

ANTECの電源をケースに固定。
電源ケーブルとPCケースのケーブル周りをマザボ等の必要箇所へ取り付けていきます。

013attachment_powerunit_12v

電源ユニットCPU用+12v端子(4+4ピン)

014attachment_powerunit_main24pin

電源ユニットのメイン24ピン端子

015attachment_audio

PCケースのオーディオ端子

016attachment_headercable

PCケース側からのケーブル一式。この部分に関してはマザーボードとPCケースによって接続位置は変わってくると思いますが、GIGABYTE Micro ATX GA-B85M-DS3H × Sharkoonミドルタワーケース SHA-VS4-WBKではこの様になります。

f_panel
  • PLED…電源LEDケーブル
  • PW…電源スイッチケーブル
  • SPEAK…ビープスピーカー
  • HD…HDD/SSDアクセスランプケーブル
  • RES…リセットスイッチケーブル
  • CI…未使用
  • PWR LED…未使用
018attachment_entireimage

光学ドライブとSSDにSerial ATA電源端子 + Serial ATA通信ケーブルを接続。

このマザボGA-B85M-DS3Hは、ファン用の端子が1ヶ所のみなのでケース付属のフロント/リアファン2つをマザボから接続するにはファン用分岐ケーブルが必要になります。後々ケースファンも交換するので両方ともペリフェラル4ピン端子。
(電源の横にまとめているケーブル辺り)

電源ユニットCPU用+12v端子ケーブルの長さが足りなく裏配線できなくて凄いダイナミックな感じですがこれで一通り配線も完了です!

019attachment_ backwiring

こちらはケースの裏側。
組み立てよりも配線処理が一番時間がかかって大変ですねぇ。この写真の状態でも頑張ってみた方なのですがごちゃごちゃして気になるので後日もう一度整理しようと思います。

020attachment_power_button

ケースフロントには起動ボタン、オーディオ入出力とUSB3.0×2。
ここまで来たらディスプレイやキーボードなどをマザボに接続、起動ボタンを押してUEFI画面を確認しましょう!

GIGABYTEは「Del」キーからUEFIの起動が可能。 021mother_gigabyte_uefi 最低限チェックするポイントは、
  • CPU Frequency…認識しているCPUクロック
  • Memory Frequency…認識しているメモリクロック
  • CPU Temperature…現在のCPU温度

※この写真は起動後すぐに撮ったものなので18.8℃と低いですが通常の適正温度は30℃~70℃辺りになります。
もし70℃以上であればすぐさま停止させてCPU、CPUファン、グリス辺りを見直し、可能性は低いですが初期不良の可能性もありますしね。

今回の仕様ではCPUもメモリ、温度ともに適正に認識されているので一安心です。

そのほか必要に応じて各項目を確認後にDVDドライブにwindows 10 home 64bitを入れてSave&Exitから保存して再起動すればwindowsOSのセットアップが開始されます。

windows10Desktop

終ッ了ー!ヾ('∀'o)ノ

あとは必要なドライバやアプリをインストールして環境を整えていきます。

またタスクマネージャからアプリを複数起動させた状態でのCPU、メモリの使用率も見てみたところ多少余裕があり、ゲームや動画系をする場合はスペック不足は目に見えていますが、webブラウジングがメイン用途ならCeleronとは思えないほどの快適な動作環境なのでサブパソコンとして大満足です。

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